(※このページは2021年3月15日に更新されました)
特定の種類のトラウトをターゲットにして釣りたいなら、まずその魚の性格や特徴などを知っている方が有利です。
狙うトラウトの行動パターンが分かれば、それに合わせて自分なりに釣り方を工夫できるからです。
またトラウトによって体の色も全然違うため、釣った時に見て楽しむこともできます。
そこで今回は、簡単にトラウトの種類別の習性や特徴について書いていきます。
目次
ニジマス
アメリカ原産。
多くの管理釣り場でメインターゲットとなっている。
日本で一般的に知られているニジマスのほとんどは養殖魚であるが、性格は比較的激しく、欲張りである。
エサを奪い合うようにして食べ、時にはお互い噛みついて攻撃することもある。
トラウトの中では特に釣れやすい魚であるため、釣りの基本テクニックはこの魚で学ぼう。
スチールヘッド
降海型のニジマス。
管理釣り場で放流されるものは養殖場で育ったものだが、そのファイトは強烈で、トラウト最強のファイターと言われている。
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ドナルドソン
ニジマスの成長の良いものを選抜育種したもの。
ニジマスよりも体高があり、成長が早く巨大化する。
スチールヘッドと同様、強力な引きが魅力の魚である。
重さが5キロ以上あるものはスーパーレインボーと呼ばれ、大きいものは10キロ以上になる。
イワナ(日光イワナ)
白い斑紋に黄色、橙色の斑紋が体側に混じるのが特徴。
斑紋の個体差が大きい。
臆病だが意外と悪食な魚である。
イワナは水量の少ない沢などでも生きることができる。
厳しい条件の中を生きるために、性格は貪欲で、水棲昆虫はもちろん、カエルやサンショウウオなども食べる。
アメマス(エゾイワナ)
東北地方以北に生息する降海型の大型になるイワナ。
大きな斑紋に朱点が無いのが特徴。
淡水に住むイワナはスピードはそれほど速くないが、降海型のアメマスはその生活環境のためか、泳ぐスピードが格段に上がる。
ブルックトラウト
北アメリカ原産。
背中から腹部にかけて非常にカラフルな虫食い模様と斑点が点在する。
背びれの斑点でイワナと区別できる。
性格は貪欲であり、水棲昆虫・陸棲昆虫も捕食する。
ブラウントラウト
ヨーロッパ原産。
神経質で警戒心が強く、物陰にひそんでいるが、イワナ同様かなりの悪食で、魚食性が強く、大型のミノーやストリーマーにもバイトする。
2キロ以上のものはモンスターブラウンと呼ばれる。
ヤマメ
日本特有の渓流魚で釣って面白く、食べてもおいしく、渓流釣り人気のターゲットである。
水棲昆虫・陸棲昆虫を好んで食べるため、渓流ではドライフライ、小型ミノー、スプーンにもよく反応する。
ヒメマス
ベニサケの陸封魚で大変おいしい。
銀白色を帯びた体が非常に美しい最高級の淡水魚である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%A1%E3%83%9E%E3%82%B9画像参照元
ギンサケ
北アメリカ原産。
ヒメマスに似ている。
体色が銀色のきれいな魚で、2年で3キロ以上になるとても成長が早い魚である。
養殖したものでも食欲が旺盛でありよく釣れる。
ここまで10種類のトラウトの特徴などを紹介しました。
他にもトラウトにはたくさんの種類がいます。
トラウトについて知れば知るほど釣りが楽しくなります。ここで紹介したトラウトの性格や特徴をもとに、釣り方、釣りの楽しみ方を増やしましょう!
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