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過去一ひどいカワウ被害

いくら駆除しても、無限に湧いて出てくるカワウに疲労困憊の日々です。

釣り場運営=カワウ駆除

といっても言い過ぎではないと思います……

朝早くから一発230円以上の弾を使ってカワウを迎え撃つことから1日がスタートする仕事って、養殖場や管理釣り場以外にあるのでしょうか?

魚だけでなく、弾代も年々値上がりを続けています。

10発以上弾を撃っても、一羽も駆除できないなんてこともざらにあり……

数千円が一瞬で消えて、捕獲ゼロ。

そんな日は1日しょんぼりです。

かといって駆除しなければ、カワウが日に日に増え、数十羽の群れで来るようになります。

仮に1羽1キロ魚を食べるとして、30羽の群れなら30キロ。
10日続いたら300キロの被害です。

放っておくとあっという間に、およそ40万規模の被害が出てしまう。

それでもお客様にとっては、そんなことどうでもいいことで、興味もありません。

お客様は「魚を釣りに」来ているわけだから、カワウの事情なんて関係ありません。

釣り場側がなんとかしなければいけない問題です。

そしてなんとかしないと、魚がいない「ただの池」になってしまいます。

 

駆除しなければ、釣り場は成り立たちません。

過去へ文句を言っても問題解決になりませんが、カワウの被害が増えすぎた時点で、追い払いではなく駆除をすべきだったのです。

追い払いは殺さないという点で、聞こえはいいですが、追い払われたカワウはどこへいくのでしょう?

答えは簡単で、カワウが行くのは他の場所です。

拡散するだけ。

追い払いという行為は、カワウを日本全国へ拡散する活動です。

泥棒が来たら、処罰しなければいけません。
カワウが来たら、駆除しなければいけません。

追い払いは、泥棒が来たとき、「うちには来ないで、他の家に行ってね」と言ってるようなものです。別の場所へ押し付けているだけ。

当然どこかで誰かにしわ寄せが行きます。

 

追い払われたカワウが魚を見つけられず、飢え死にするなどということはほぼないと思います。

死に物狂いで魚を探して拡散します。

釣り場に来るようになったカワウは、冬季に周辺の河川が氷って魚を捕れなくなると、お客様が釣りをしていようが、石をなげられようが、お構い無しに入ってきます。

先に下りてきたカワウを散弾銃で駆除しても、仲間が目の前で撃たれているにも関わらず、それでも入ってきます。

撃っても撃っても次々とカワウが入ってくる状況は、とても正気の沙汰とは思えません。

撃ってるこちらも頭が混乱してしまいます。

駆除はしんどくてもやるしかないです。駆除をやめれば魚はいなくなります。

カワウ被害はうちに限った話ではなく、同じように悩んでいる養殖業者、釣り場はたくさんあります。

法律や周辺環境等の理由で、発砲することができない場所のため、睡眠時間を削ってカワウの追い払いをするしかない釣り場もあります。
行政に相談しても、教科書通りの対応だけでまったく解決しない釣り場もあります。
追い払い方法も様々ですが、効果のある追い払いは法律的にグレーだったり……(ここでは書けません)

養魚場、釣り場は、年々つらい仕事へと変化してきているように感じます。

一番有効な解決策はあるのでしょうか?

日々自問自答を繰り返していますが、答えは見つかりそうにありません。