トラウトらんど公式サイト

トラウトらんどのお知らせ、トラウト釣り情報も載せてます

うちの魚は「食材」ではありません。

これは何度も伝えてきたことですが
まだ誤解している方がいるので、

あえてもう一度、はっきり書きます。

「うちの釣り場の魚は、食用目的で放流していません」

 

目的は「釣ること」そのもの

北宮城フィッシングエリアの魚は、お客様に釣って楽しんでもらうことを前提としています。

・引きが強い
・体力がある
・放流量が圧倒的に多い

「釣った魚を持ち帰ってもらって、おいしく食べてもらう釣り場ではありません。釣りを楽しむための釣り場です」

 

そして、うちの釣り場のルールは、キャッチ&リリースが原則です。

「釣った魚は、リリースしてください」

どうしても持ち帰りたい場合のみ、

・1日券:2尾まで
・半日券:1尾まで

持ち帰りできます。

 

キャッチ&リリースが原則の釣り場で、

自分で釣った魚を持ち帰っておいて、

赤身じゃないから美味しくないだの、脂がのってないだのと

そんな評価をするのは、やめてください。

いかにも美味しくない魚を放流している釣り場かのように、

堂々とSNSで発信している人がいます。

以前の記事でも書いたことがありますが、※一番下にリンク貼っておきます

今のサケマスの配合飼料は、どこの飼料メーカーさんの餌も、

魚の身が美味しくなるように調整されています。

赤身も白身も、見た目が違うだけで味はどちらもおいしいです。

味や色に関しては、書き始めるときりがありません。

 

だれも読まないようなこのブログを読んでいる「あなた」に、

しっかり伝えておきます。

「人間の脳は色で騙される」

そんなこと知ってる、と思う人もいるかもしれませんが、

実はもっと深~い意味があります。

色というのは食のマーケティングにも必ずといっていいほど使われています。

マーケティングにおいて色は「味覚の先取り」をさせるとても強力な戦略です。

人間の脳は、舌で味わう前に視覚で「美味しいかどうか」の8割を判断していると言われています。

例えばスーパーの照明は、精肉コーナーでは「赤みを強調するピンク系のライト」、

鮮魚コーナーでは「透明感を出す青白いライト」が使い分けられています。

「サーモンの身の色」の鮮やかさは、消費者が「脂が乗っている」「健康的」などと判断します。

これを数値化して管理する「サーモンファン」という色見本があるほど、

色の管理は重要視されています。

似たような「肉色対比カード」と呼ばれる物もあり、

かなり前にこのブログに載せたこともあります。⇓

サーモンの肉色対比カード - トラウトらんど公式サイト

 

余談ですが、その昔フランスで行われた実験で、

白ワインに無味無臭の赤い着色料を入れたら、

赤ワインの風味(ベリー系)を感じてしまった、

という有名な話があります。

それも、54名のワイン専攻の学生(ワインのプロになる教育を受けている)全員が、

赤ワイン特有の表現で味を評価してしまいました。

将来のプロたちの舌ですら、
「色」の情報によって、
実際の味覚が書き換えられてしまい、
脳の錯覚には勝てなかった

これが脳の「騙される」仕組みの正体です。

魚の身の色がどうこう言う人は、色で騙されて、…………もし目を閉じて赤身と白身を食べ比べしたら………これ以上書くのはやめたほうがいいですね。

色については、口が腐っても絶対言えない裏話もありますが、

ここで書いても百害あって一利なし、ですので控えます。

 

話を戻しますが、うちの釣り場は、

食を楽しむための釣り場ではありません。

釣りを楽しむための釣り場です。

この前提を理解できない方は、

最初から他へ行った方がいいです。

 

皆さんに伝えておきたいこと

それは、うちは一般的な養魚場とは少し違うということです。

普通は、数年かけて魚を育て、

・海面養殖業者へ出荷
・管理釣り場へ出荷
・飲食店やレストランへ出荷
・市場へ出荷

など、これらのどれか一本または二本立てで事業を行うことがほとんどです。

弊社は事業内容がかなり複雑で、

・自家生産
・委託生産
・買い付け
・仲卸

こういった形で、自家生産~日本全国の魚の仕入れまで行っており、

生産(仕入を含む)、物流、販売まで、すべて自分たちで行っています。
(※北宮城フィッシングエリアが、平日無人営業ということについて、「客をなめてる」という書き込みを見たことがありますが、なめてません。スタッフが平日ずっと休んでいるわけでもありません。養魚事業、魚の供給に集中するためのシステムですのでご理解ください。)

魚は、全国各地の海面養殖業者、全国各地の管理釣り場(釣り堀)、県内外の河川放流など、多くの場所へ供給しています。

そのため、食材として生産されている会社の魚を仕入れることもあります。

つまり、

・赤身で脂がのった魚
・旅館や高級レストランで使われるレベルのサーモン

 そういう魚を放流することも普通にあります。

 

それでもうちの釣り場の目的は変わりません。

どんな魚を放流しても、うちの釣り場の目的は「釣り」です。

味を評価する場所ではありません。

【食を求める方】
・脂がのった魚を食べたい
・魚の味を最優先する人
・持ち帰り前提

という方は、

他の管理釣り場さん、又は近くのスーパーへ行ってください。

そちらの方が確実に満足できます

釣った魚を持ち帰るな、と言っているのではありません。

目的を間違えないで欲しいだけです。

 

逆に、大歓迎なのは

・強い引きを求める人
・一匹との勝負を楽しめる人
・たくさん釣りたい人
・釣りそのものが好きな人

 こういう方は、ぜひお越しください。

 

うちは全員に好かれようとは思ってませんし、全員から好かれるのは無理です。

 刺さる人には、最高の釣り場でありたい、そう思っています。

だからこそ、合う人だけ来てください。

 

美味しい美味しくないというのは、

人それぞれの感じ方ですので、

思ったことを正直にSNSで書くのは悪くありません。

ですが、もしSNSでみんなから注目してほしくて、

みんなから「いいね」してほしくて、

承認欲求のために、でたらめな情報、大げさなことを流したことがある、

と少しでも思ったなら、その考えを変えた方がいいと思います。

確かに誰かを批判する内容というのは、

ネット民によくウケます。

よく拡散されるし、「いいね」も反響もあります。

SNSや口コミ評価については、言いたいことは山ほどありますが…

きりがないので今回はここ辺にします。

長ったらしい文章になってしまいましたm(__)m

 

 

過去に書いた記事⇓