
目をつぶった状態でも釣れるような釣り人は存在するのでしょうか?
今回は、「釣りの上手さとは何か?」を掘り下げながら、この面白いテーマを真面目に考えてみたいと思います。
見えなくても釣れる条件はある?
結論から言うと、目隠ししても“釣れる人はいる”が、それは「運」ではなく「経験の蓄積」によるものです。
例えば、以下のようなスキルを極めた釣り人なら、目で見えてなくても魚を釣ることができます。
・ラインテンションの変化だけでアタリを感じ取る
実は視覚に頼らず、指先の感覚だけで魚を察知できる上級者は少なくありません。
さらに「今ルアーの後ろに魚がついた、一瞬見切ってまたついた」などということまで、指先に伝わる感覚でわかる人もいます。
・キャスト精度
あらかじめ「どの角度で何時方向にキャストすればポイントに届く」という記憶を積み重ねている人は、目をつぶっても同じポイントにルアーを落とせます。
・水中のイメージ力
視覚がなくとも、カウントダウンとリトリーブ速度でレンジを正確に把握する感覚を持つ人は、水中地形まで“見えて”います。
実際に「目隠し釣り」を試してみると?
昔、試しに釣り仲間同士で目隠しチャレンジをやってもらったことがあります。
結果は——本当に上手い人は2〜3投で魚を掛けました。放流直後や高活性など様々な要因はあります。また、「知っている釣り場」で「いつものタックル」を使っていたから、ということもあります。
つまり、環境や条件を熟知しているからこそ、視覚に頼らずとも釣果を出せたというわけです。
逆に、初めての場所・初めて使うルアー・変化の多い流れなどが絡むと、一気に難易度は跳ね上がります。やはり視覚は大事です。
ですが、初めての場所でも目を閉じて釣ってしまう釣り人の猛者もいると確信しています。
なぜなら同じ状況下でも、お客様によって、おっしゃる内容が180度違うからです。
同じ日、同じ時間帯に
「ぜんぜん釣れない」「魚スレすぎ」「釣りにならない」というお客様がいるかと思えば、
「一投一匹」「入れ食いで釣れるよ」「めっちゃ釣れる」というお客様もいます。
どっちがいい悪いという話ではないのですが、それだけ釣りは個人差が顕著に出るということです。
経験の差、観察力、思考の深さ
釣り道具や技術云々もありますが、結局のところその根底にあるのは、エリアトラウトは「魚との頭脳戦である」ことは忘れてはいけません。
「上手い」とは、何ができる人?
目隠し釣りという極端な例から見えてくるのは、「上手い人」はこんな力を持っています。
・視覚以外の感覚を最大限に使う
・反復練習によって動作が身体に染み込んでいる
・水中のイメージ力と状況把握力がずば抜けている
つまり、「釣る」ための情報を視覚以外からもしっかり受け取れているのです。
まとめ:目隠しでも釣れるか?→釣れる、でも…
目隠しでも釣れるか?
答えは「釣れる人もいる」
でもそれは「運が良かった」わけではなく、長年の経験と技術、そして魚との対話を積み重ねてきた証です。
釣果アップを目指すなら、ただ魚を見るのではなく、「見えないもの」を感じる練習も、時には役立つかもしれません。
目を閉じて釣りをしてみると、視覚以外の感覚に頼らざるを得なくなります、その状況をあえて作ることが、釣果UPに繋がるヒントになるかもしれません。
「見えない世界に魚がいる」
そんな意識を持ってみるだけで、釣りの深さと面白さは何倍にも広がります。