
管理釣り場で出会うトラウトの中でも、「こいつは別格だった」と記憶に残る魚がいます。
その魚、もしかしたらリバレンススチールヘッドかもしれません。
ただのニジマスではない、スチールヘッドすら凌駕する「スーパーサラブレッド」
そんな異名すら許される、次世代のゲームフィッシュが今、注目を集めています。
そもそもスチールヘッドとは?
スチールヘッドとは、ニジマスの中でも降海型と呼ばれるタイプの魚です。
淡水で生まれたあと海へ下り、
海で大きく成長してから、再び産卵のために川へ戻ってきます。
この過酷なライフサイクルの中で生き残った個体は、
非常にパワフルな体を持つようになります。
体は砲弾のように太く、銀色に輝き、
ファイトはまさに圧巻。
ジャンプ力、スピード、突進力
どれを取ってもトラウトの中でもトップクラス。
世界中の釣り人から特別な存在として扱われてきました。
リバレンススチールヘッドは、そのさらに上
そのスチールヘッドの中から、
特に優れた個体だけを何世代にもわたって選び、交配を繰り返して作られたのが
リバレンススチールヘッドトラウトです。
遺伝子操作や成長ホルモンなどには頼らず、
優秀な血筋の掛け合わせだけで作られた魚です。
その結果、
・成長が速い
・体が大きい
・ファイトが強い
という、釣り人にとって理想的な特性を持つ魚が生まれました。
「究極のスチールヘッド」
「ニジマスのスーパーサラブレッド」
そんな呼ばれ方をすることもあります。
リバレンススチールヘッドの特徴
① 稚魚のころから体高がある
稚魚の頃から体高があり、銀色が強く出ます。
サイズが大きくなってくると、
一般的なニジマスの体に見られるピンク色のラインから下側に黒点がほとんど出ません。
水中でも独特の存在感があります。
※稚魚期はまだパーマークが取れない⇓

②鱗が剥がれやすい。
成長してくると、魚同士がぶつかっただけで
鱗がはがれてしまうことがあります。
魚が密集した養殖環境では管理が難しい面もありますが、
それだけ魚体が繊細に仕上がっている証拠とも言えます。
③驚異的な成長スピード
リバレンススチールヘッドは、とにかく成長が速い魚です。
これまで成長が速いとされてきたギンザケ(コーホサーモン)を上回るペースで育ちます。
つまり、釣り人にとっては
大きくて強い魚に早く出会えるということになります。
④スチールヘッド以上のファイト性能
リバレンススチールヘッドは、ただ大きいだけの魚ではありません。
・とにかく走る
・最後まで粘る
釣り人の腕を試すようなファイトを見せてくれます。
トラウトファンなら一度は狙うべき魚
大型に成長したリバレンスを釣ると、
ロッドが絞り込まれ、ドラグが鳴り、ファイトが強力ゆえ時間がかかります。
記憶に残る釣りとなる、それがこの魚の魅力です。
リバレンススチールヘッドはまさにトラウト界の理想と言えます。
まとめ:ニジマスの常識を超える存在
リバレンススチールヘッドは、
スチールヘッドの中でも
特に優れた血統を受け継いだ魚。
・圧倒的な成長スピード
・力強い魚体
・強烈なファイト
そのどれもが、
普通のニジマスとは一線を画しています。
現在は主に海面種苗として
海の養殖業者へ出荷されることが多いですが、
近年では、いくつかの管理釣り場でも放流されるようになってきました。
もし管理釣り場で、
「これはちょっと違うぞ」と感じる魚に出会ったら
それは、もしかしたら
リバレンススチールヘッドかもしれません。
リバレンススチールヘッドについては過去にも記事を書いています。
ぜひご覧ください。